
ヨーロッパ周遊予定の方必見!
「Saily」「GLOCAL eSIM」など、リーズナブルな料金でサポート体制が万全のeSIMがおすすめです。
ヨーロッパ周遊でおすすめeSIM一覧
ヨーロッパ周遊プランにはどこの国が含まれる?
ヨーロッパ周遊プランと一言で言っても、実際に対応している国はサービスによって大きく異なります。今回紹介するeSIMサービスで比較すると、以下のような違いがあります。
サービス名と対応国一覧
サービス名 |
対応国 |
---|---|
アイスランド、アイルランド、イギリス、イタリア、エストニア、オランダ、オーストリア、キプロス、ギリシャ、クロアチア、サンマリノ、ジブラルタル、スイス、スウェーデン、スペイン、スロバキア、スロベニア、チェコ、デンマーク、トルコ、ドイツ、ノルウェー、ハンガリー、フィンランド、フランス、ブルガリア、ベルギー、ポルトガル、ポーランド、マルタ、モナコ、ラトビア、リトアニア、リヒテンシュタイン、ルクセンブルク、ルーマニア |
|
アイスランド、アイルランド、イギリス、イタリア、エストニア、オーストリア、オランダ、キプロス、ギリシャ、クロアチア、スウェーデン、スペイン、スロバキア、スロベニア、チェコ、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、ハンガリー、フィンランド、フランス、フランス領ギアナ、ブルガリア、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、マルタ、マルティニーク、モルドバ、ラトビア、リトアニア、リヒテンシュタイン、ルーマニア、ルクセンブルク、レユニオン |
|
アイスランド、アイルランド、アルバニア、イギリス、イタリア、エストニア、オーストリア、オランダ、キプロス、ギリシャ、クロアチア、スイス、スウェーデン、スペイン、スロバキア、スロベニア、セルビア、チェコ、デンマーク、ドイツ、トルコ、ノルウェー、バチカン市国、ハンガリー、フィンランド、フェロー諸島、フランス、ブルガリア、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、マケドニア、マルタ、モナコ、モルドバ、モンテネグロ、ラトビア、リトアニア、リヒテンシュタイン、ルーマニア、ルクセンブルク、ジブラルタル |
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アイスランド、アイルランド、アルバニア、イスラエル、イギリス、イタリア、ウクライナ、ウズベキスタン、エストニア、オーストリア、オランダ、キプロス、ギリシャ、クロアチア、スイス、スウェーデン、スペイン、スロバキア、スロベニア、チェコ、デンマーク、ドイツ、トルコ、ノルウェー、ハンガリー、フィンランド、フランス、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、マルタ、ルクセンブルク、ルーマニア、ラトビア、リトアニア、ブルガリア |
|
アイスランド、アイルランド、アルバニア、アンドラ、イギリス、イタリア、ウクライナ、エストニア、オーストリア、オランダ、キプロス、ギリシャ、クロアチア、ジブラルタル、ジョージア、スイス、スウェーデン、スペイン、スロバキア、スロベニア、セルビア、チェコ共和国、デンマーク、ドイツ、トルコ、ノルウェー、ハンガリー、フィンランド、フランス、ブルガリア、ベルギー、ポーランド、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ポルトガル、マルタ、モンテネグロ、ラトビア、リトアニア、リヒテンシュタイン、ルーマニア、ルクセンブルク、北マケドニア |
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アイスランド、アイルランド、アンドラ、イギリス、イタリア、エストニア、オーストリア、オランダ、カナリア諸島、キプロス、ギリシャ、クロアチア、サンマリノ、スイス、スウェーデン、スペイン、スロバキア、スロベニア、チェコ、デンマーク、ドイツ、バチカン市国、ハンガリー、フィンランド、フランス、フランス領ギアナ、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、マヨット島、マルタ、マルティニーク、モナコ、ルクセンブルク、ルーマニア、レユニオン、リトアニア、リヒテンシュタイン、ノルウェー、ジブラルタル、ブルガリア、グアドループ |
|
アイスランド、アイルランド 、アゼルバイジャン、アルバニア、イギリス、ガーンジー島、イタリア、ウェールズ、ウクライナ、エストニア、オーストリア、オーランド諸島、オランダ、キプロス、ギリシア、グリーンランド、クロアチア、サンマリノ、スイス、スヴァールバル諸島、スウェーデン、スコットランド、スペイン、スロバキア、スロベニア、セルビア共和国、チェコ、デンマーク、フェロー諸島、ドイツ、ノルウェー、バチカン市国、ハンガリー、フィンランド、フランス、ブルガリア、ベラルーシ、ベルギー、ポーランド、ボスニアヘルツェゴビナ、ポルトガル、マケドニア、マルタ、マン島、モルドバ、モンテネグロ、ラトビア、リトアニア、リヒテンシュタイン、ルーマニア、ルクセンブルク、ロシア、北アイルランド、北キプロス、ジブラルタル (GLOBALプランのため、他の地域でも利用可能) |
>>>【関連記事】アジア周遊で使えるおすすめeSIMランキング!各社プランを比較
ヨーロッパ周遊旅行で使える!おすすめのeSIM
ここからはヨーロッパ周遊旅行でおすすめのeSIMを詳細に解説していきます。
海外旅行でおすすめのeSIM
サービス名 |
運営会社 |
対応国 |
日本語対応 |
サポート方法 |
サポート期間 |
専用アプリの有無 |
支払方法 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Peakstar Technologies Inc. |
190カ国以上 |
あり |
チャットサポート |
24時間 |
あり |
クレジットカード(VISA、Mastercard、AMEX、DISCOVER)、Google Pay、Apple Pay |
|
株式会社グローカルネット |
130カ国以上 |
あり |
メール、電話 |
9:00~17:00(平日のみ) |
なし |
クレジットカード(VISA、Mastercard、AMEX、JCB、Diners) |
|
株式会社ティーガイア |
50カ国以上 |
あり |
チャット |
9:00~18:00(土日祝含む) |
なし |
クレジットカード(VISA 、Masters、AMEX、JCB)、Amazon Pay、Apple Pay、Google Pay、Shop Pay |
|
インプラス株式会社 |
60カ国以上 |
あり |
メール |
09:00~18:00(日本時間) |
なし |
クレジットカード(VISA、Mastercard、AMEX、JCB)、Google Pay、Apple Pay |
|
AirGSM Pte. Ltd. |
200カ国以上 |
あり |
チャット |
24時間 |
あり |
クレジットカード(VISA、Mastercard、AMEX、JCB)、Union Pay、AliPay、PayPal |
|
株式会社トリファ |
200カ国以上 |
あり |
チャット |
24時間 |
あり |
クレジットカード(VISA、Mastercard、AMEX、JCB、Diners、DISCOVER)、Apple Pay |
|
BerryMobile Co., Ltd. |
140カ国以上 |
あり |
電話、LINE |
12:30~20:30(日本時間) |
なし |
クレジットカード(VISA、Mastercard、JCB) |
※スクロールできます。
Saily

サービス名 |
Saily |
---|---|
運営会社 |
Peakstar Technologies Inc. |
対応国 |
190カ国以上 |
日本語対応 |
あり |
サポート方法 |
チャットサポート |
サポート時間 |
24時間 |
専用アプリの有無 |
あり |
支払方法 |
クレジットカード(VISA、Mastercard、AMEX、DISCOVER)、Google Pay、Apple Pay |
Saily(サイリー)は、セキュリティソフトの企業として世界的に知名度の高い「Peakstar Technologies Inc.」が運営するeSIMサービス。
世界のほとんどの国をカバーできていることに加えて、チャットサポートを24時間無休で対応しているので、対応範囲やサポート体制ともに申し分ないサービスとなっています。
専用アプリを使うことで、簡単に接続設定できることも大きな魅力。
特に繰り返しeSIMを使う場合は、毎回設定する必要がないので便利です。
メリット
- アプリが簡単で使いやすい
- 160カ国以上に対応している
- 日本語対応の24時間チャットサポートがある
- 運営元の信頼性が高い
- 仮想場所を変える機能がある
デメリット
- 利用するときにアプリのダウンロードする必要がある
- データ専用で音声通話は利用できない
- 無制限プランがない
【詳細レビュー】Sailyの使い方や口コミはコチラ
Glocal eSIM

サービス名 |
Glocal eSIM |
---|---|
運営会社 |
株式会社グローカルネット |
対応国 |
130カ国以上 |
日本語対応 |
あり |
サポート方法 |
メール、電話 |
サポート時間 |
9:00~17:00(平日のみ) |
専用アプリの有無 |
なし |
支払方法 |
クレジットカード(VISA、Mastercard、AMEX、JCB、Diners) |
Glocal eSIMは、海外渡航用サービスを各種展開する「株式会社グローカルネット」が運営するeSIMサービス。
対応国は160カ国以上で、日本企業が運営するeSIMサービスの中でも広いエリアをカバーしています。
メリット
- お得な割引キャンペーンを定期的に開催している
- 130ヶ国以上で利用できる
- QRコードを読み取るだけで簡単に設定できる
- テザリング機能に対応している
- 無制限プランや大容量プランが充実している
- 日本企業が運営している
デメリット
- 音声通話ができるプランはない
- データ使用量を確認できるアプリはない
- 購入後のキャンセルやプラン変更ができない
【詳細レビュー】Glocal eSIMの使い方や口コミはコチラ
VOYAGEESIM

サービス名 |
VOYAGEESIM |
---|---|
運営会社 |
株式会社ティーガイア |
対応国 |
50カ国以上 |
日本語対応 |
あり |
サポート方法 |
チャット |
サポート時間 |
9:00~18:00(土日祝含む) |
専用アプリの有無 |
なし |
支払方法 |
クレジットカード(VISA 、Masters、AMEX、JCB)、Amazon Pay、Apple Pay、Google Pay、Shop Pay |
VOYAGEESIM(ボヤージーシム)は、企業のDX化や業務効率化をサポートする「株式会社ティーガイア」によって運営されているeSIMサービス。
国内企業が運営しているため、日本語のサポートも充実しています。
eSIMサービスでは珍しい全額返金制度を用意しているのが、大きな特徴です。
メリット
- 返金制度がある
- 国内企業の運営で安心できる
- 韓国プランでは電話番号が使える
- テザリングに対応している
デメリット
- 対応国が他のeSIMと比べて少ない
- サポートの対応時間が限られている
【詳細レビュー】VOYAGEESIMの使い方や口コミはコチラ
JAPAN&GLOBAL eSIM

サービス名 |
JAPAN &GLOBALeSIM |
---|---|
運営会社 |
インプラス株式会社 |
対応国 |
60カ国以上 |
日本語対応 |
あり |
サポート方法 |
メール |
サポート時間 |
09:00~18:00(日本時間) |
専用アプリの有無 |
なし |
支払方法 |
クレジットカード(VISA、Mastercard、AMEX、JCB)、Google Pay、Apple Pay |
JAPAN&GLOBAL eSIMは、インバウンドやアウトバウンド向けにサービスを展開する「インプラス株式会社」によって運営されているeSIMサービス。
主要サービスと比較すると、プランを細かく選択できるので、自分にピッタリのプランを探したい人向けサービスです。
料金が他社と比べてリーズナブルなので、安価にeSIMを利用したい人にもおすすめです。
メリット
- プランが細かく設定されている
- 日本企業が運営している
デメリット
- 料金が高め
- 無制限プランがない
- 対応国が少ない
Airalo

サービス名 |
Airalo |
---|---|
運営会社 |
AirGSM Pte. Ltd. |
対応国 |
200カ国以上 |
日本語対応 |
あり |
サポート方法 |
チャット |
サポート時間 |
24時間 |
専用アプリの有無 |
あり |
支払方法 |
クレジットカード(VISA、Mastercard、AMEX、JCB)、Union Pay、AliPay、PayPal |
Airalo(エアーロ)は、シンガポールの「AirGSM Pte. Ltd.」が運営するeSIMサービス。
サービス開始は2019年で、eSIMサービスの中では比較的古くから運営しているサービスです。
メリット
- ほとんどの国で利用できる
- 周遊プランが充実している
- 専用アプリでチャージが簡単にできる
- 無制限プランや大容量プランが充実している
- 日本語対応の24時間チャットサポートがある
デメリット
- 料金がやや高い
- 長期プランが少ない
trifa

サービス名 |
trifa |
---|---|
運営会社 |
株式会社トリファ |
対応国 |
200カ国以上 |
日本語対応 |
あり |
サポート方法 |
チャット |
サポート時間 |
24時間 |
専用アプリの有無 |
あり |
支払方法 |
クレジットカード(VISA、Mastercard、AMEX、JCB、Diners、DISCOVER)、Apple Pay |
trifa(トリファ)は、日本のスタートアップ企業である「株式会社トリファ」によって運営されているeSIMサービス。
対応国は200カ国以上で、日本企業が運営するeSIMサービスの中ではトップクラスのカバー範囲となっています。
無制限プランが充実しているので、データ容量を気にせずに使いたい人におすすめです。
メリット
- アプリが簡単で使いやすい
- 200カ国以上に対応している
- 無制限プランが充実している
- 24時間チャットサポートがある
- 日本企業が運営している
- キャンセル保証オプションがある
- 利用のたびにポイントが貯まる
デメリット
- 他社と比較すると料金が高い
TRAVeSIM

サービス名 |
TRAVeSIM(トラベシム) |
---|---|
運営会社 |
BerryMobile Co., Ltd. |
対応国 |
140カ国以上 |
日本語対応 |
あり |
サポート方法 |
電話、LINE |
サポート時間 |
12:30~20:30(日本時間) |
専用アプリの有無 |
なし |
支払方法 |
クレジットカード(VISA、Mastercard、JCB) |
TRAVeSIM(トラベシム)は、タイに本社を置くSIMカードやWi-Fiレンタルなどの事業を展開する「BerryMobile Co., Ltd.」のeSIMサービス。
各国の対応プランのほかに、料金が比較的安い周遊プランが充実しているのが特徴です。
周遊プランは、アジア30ヶ国で使えるASIAプランと世界140ヶ国に対応のGLOBALプランから選択できます。
電話、LINEによるサポートも充実していて、特にLINEの対応は回答が早いので、万が一のトラブルのときでも安心です。
メリット
- プランがシンプルでわかりやすい
デメリット
- 2-3日の利用だと割高になる
- 長期間のプランがない
ヨーロッパ周遊eSIMを選ぶ際のポイント・注意点
ヨーロッパ周遊eSIMを選ぶ際には、以下のポイントに注意すると失敗しにくいでしょう。
選ぶ際の重要なポイント
- eSIM対応機種であることを確認する
- 滞在日数と用途に合ったプランを選ぶ
- 通信速度と品質を確認する
- サポートの対応を確認する
eSIM対応機種であることを確認する
eSIMを利用するための大前提として、お持ちの端末がeSIM対応機種であることが必須条件となります。
iPhoneの場合は2019年発売以降の端末が基本的に対応しており、Android端末については2022年発売以降のモデルが順次eSIMに対応するようになっています。
eSIM対応かどうかを簡単に確認する方法としては、電話アプリを開いて「*#06#」と入力するテクニックが便利です。
入力後に「EID」という表示が出てくれば、その端末は「eSIM対応機種」と判断できます。
eSIM対応機種であることを確認する方法

- eSIMサービスのウェブサイトで対応機種一覧を確認する
- スマートフォンの設定画面でeSIMに関する項目があるか確認する
- 電話アプリで「*#06#」とダイヤルし、表示される情報の中に「EID」という項目があるかチェックする(この項目があれば対応機種です)
滞在日数と用途に合ったプランを選ぶ
効率的なeSIM選びのポイントは、滞在日数と実際の使用目的をしっかり考慮することです。
基本的には滞在日数がそのままプラン選びの基準になります。3日間の滞在なら3日間プラン、5日間の滞在なら5日間プランを選ぶのが合理的です。
また、具体的な用途を明確にすることで、必要な通信容量も自ずと決まってきます。
例えば、動画視聴が多く、ホテルのWi-Fiを使う機会が限られる場合は、1日あたり2〜3GB以上の容量を確保しておくとストレスなく利用できるでしょう。
一方で、主にテキストベースのデータ通信がメインで、宿泊先のWi-Fiを頻繁に活用できる環境なら、1日あたり1GB未満でも十分に足りる場合が多いです。
用途別の通信容量目安
用途 |
1GB |
3GB |
8GB |
---|---|---|---|
ウェブ |
約3,000ページ |
約10,000ページ |
約25,000ページ |
メール(テキスト) |
20万通 |
60万通 |
160万通 |
メール(写真付き) |
334通 |
1,000通 |
2,667通 |
動画(YouTube 標準画質) |
2.3時間 |
6.7時間 |
17.8時間 |
動画(NetflixHD画質) |
0.8時間 |
2.4時間 |
6.2時間 |
音楽(ストリーミング再生) |
11.5時間 |
34.5時間 |
92時間 |
通話(Skype、LINE) |
56時間 |
167時間 |
445時間 |
※出典:Softbank
※1コンテンツを単独利用した場合の目安
通信速度と品質を確認する
快適なネット環境を確保するためには、通信速度と品質のチェックも欠かせません。
どれだけ容量が豊富でも、通信速度が遅かったり不安定だったりすると、実際の利用シーンで不便を感じる原因になります。
一般的には実績のある信頼できるサービスを選べば、通信速度や品質面でもある程度の安心感が得られるでしょう。
利用者の口コミや評判をチェックしておくと、実際の使用感がわかって参考になります。
サポートの対応を確認する
海外旅行中に最も重要となるのが、万が一のトラブル発生時のサポート対応です。
海外で通信トラブルに見舞われた場合、迅速で的確なサポートがあるかどうかが旅の質を大きく左右します。
基本的には日本語対応のサポート体制が整っている会社を選ぶと安心です。
特に海外企業が運営しているサービスの場合、ウェブサイトや問い合わせ窓口が日本語に対応していないケースもあるため、事前に確認しておくことをおすすめします。
24時間体制のサポートがあれば、さらに心強いでしょう。
ヨーロッパでeSIM以外にネットを使う方法は?
ヨーロッパでeSIM以外にもネットを利用する方法として、「SIMカード」「レンタルWi-Fi」「データローミング」など複数の選択肢があります。それぞれの特徴を比較してみましょう。
海外インターネット接続方法の比較
方法 |
eSIM |
SIMカード |
レンタルWi-Fi |
データローミング |
---|---|---|---|---|
料金 |
安い |
やや安い |
高い |
高い |
受取方法 |
ネットで完結 |
郵送または店舗 |
郵送または店舗 |
不要 |
接続設定 |
スマホの設定のみ |
SIMカードを端末に差し込む必要あり |
Wi-Fi端末への接続が必要 |
ボタン操作1つで完了 |
複数人の同時利用 |
基本的に1人で利用 |
基本的に1人で利用 |
複数人で共有可能 |
基本的に1人で利用 |
紛失・破損リスク |
ない |
SIMカードの破損リスクがある |
Wi-Fi端末の紛失リスクがある |
ない |
対応デバイス |
SIMを設定したスマホのみ(テザリングは可能) |
SIMを設定したスマホのみ(テザリングは可能) |
スマホ、PC、タブレットなどWi-Fi機器全般 |
スマホのみ(テザリングは可能) |
SIMカードを利用する
タイ専用のプリペイドSIMカードを購入し、お手持ちのスマートフォンやタブレットに挿入することで、現地でのインターネット接続が可能になります。
例えば、オンラインで販売されているタイ用SIMカードを事前に購入し、現地到着後に端末に差し込むだけで利用できます。
ただし、SIMカードの大きなデメリットとして、郵送や店舗での受け取りが必要なことと、実際にSIMカードを抜き差しする作業が発生することが挙げられます。
レンタルWi-Fiを利用する

レンタルWi-Fiは、複数人で同時にインターネットを利用したい場合や、スマートフォン以外にもパソコンやタブレットなど複数のデバイスでネットを使いたい場合に便利な選択肢です。
1台のWi-Fiルーターをレンタルし、そのルーターに各デバイスを接続して利用する方式です。
特にグループ旅行などでは、費用を分担することで一人あたりのコストを抑えられるメリットがあります。
ただし、常にWi-Fiルーターを持ち運ぶ必要があり、充電も気にしなければなりません。また、ルーターを紛失したり破損したりするリスクも考慮する必要があるでしょう。
よく利用されているレンタルWi-Fiサービスとしては、グローバルWiFiなどが有名です。
データローミングを利用する
データローミングとは、日本で契約している通信会社のプランをそのまま海外でも利用できるサービスです。
設定が非常に簡単で、スマホの設定画面からボタン一つでオン/オフの切り替えができるため、利便性は抜群です。SIMカードの差し替えやWi-Fi端末の持ち歩きが不要なのも大きなメリットです。
大手キャリアの場合、通常は1日あたり1,500円程度の定額制でデータローミングを利用できます。ただし、プランによっては従量課金となり、思わぬ高額請求につながる場合もあるため、事前に料金体系を確認しておくことが重要です。
頻繁に海外へ渡航する方なら、ahamoのように月額2,970円で海外でも追加料金なしでデータローミングが使えるプランを検討するのも良いでしょう。
FAQ:よくある質問

ヨーロッパ対応のeSIMはどこで買えますか?
eSIMは完全にオンラインで購入可能です。実店舗に行く必要もなく、郵送で受け取る必要もないため、出発前の忙しい時期でも手軽に準備できます。
各eSIMプロバイダーの公式サイトやアプリから、数分で購入から設定までを完了させることができます。
eSIMは何日前に買うべきですか?
eSIMは海外渡航前に余裕をもって購入しておくことをおすすめします。
目安としては渡航の1週間前くらいに購入しておくと安心です。
ただし、eSIMのインストールは完了させておいても、実際の接続開始は現地に到着してからで問題ありません。
早めに購入しておけば、出発前の慌ただしい時期に一つ準備項目を減らせるメリットがあります。
eSIMはどのような手順で利用できますか?
eSIMの利用手順は非常にシンプルです。
まず、渡航前にeSIMのインストールまでを完了させておき、現地に到着したらプロバイダーの指示に従って接続を開通させます。
多くの場合、QRコードをスキャンするだけで設定が完了するため、特別な技術知識は必要ありません。
ヨーロッパではeSIMとSIMカードどっちがいいですか?
通信速度や品質の面では、eSIMとSIMカードに大きな違いはなく、どちらも実用的なレベルです。
しかし、利便性を考慮すると、オンラインだけで手続きが完結するeSIMの方が圧倒的に便利と言えるでしょう。
物理的なSIMカードの受け取りや挿入の手間がなく、スマホの設定だけで利用開始できる点が大きなメリットです。
eSIMとレンタルWi-Fiだとどっちがいいですか?
個人での旅行や出張など、一人でインターネットを常時利用したい場合は、コンパクトで手軽なeSIMの方が断然便利です。
余計な機器を持ち歩く必要がなく、スマホひとつで完結します。
一方、家族旅行やグループでの旅行など、複数人で通信を共有したい場合は、レンタルWi-Fiの方がコスト面で有利になることがあります。
一台のWi-Fi端末で全員が接続できるため、人数が多いほど一人あたりのコストが下がります。
eSIMだとメッセージアプリやSNSはそのまま利用できますか?
基本的に端末を買い替えない限り、SMSや電話着信に対応していないタイプのeSIMを利用しても、LINEなどのメッセージアプリやSNSは問題なく利用できます。
これらのアプリはインターネット接続さえあれば機能するため、データ通信ができるeSIMがあれば十分です。
アプリの再インストールや新たな設定は不要で、日本で使用しているのと同じように継続して利用可能です。
まとめ

ヨーロッパ周遊におすすめのeSIMサービスを詳しく紹介しました。
各社のプランや特徴を比較し、自分の旅行スタイルに最適なeSIMを選ぶことで、海外でのインターネット接続をスムーズかつリーズナブルに実現できます。
事前準備と適切な選択で、ヨーロッパ旅行をさらに快適に楽しみましょう。